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ディア・ピョンヤン

AFP通信に23日・24日と立て続けに載った北朝鮮絡みのニュースがちょっと気になったので少し。
(映画の批判ではなく、ニュース記事へのツッコミですのであしからず)


在日監督、北朝鮮一般市民の生活をドキュメンタリーに - 東京 2006年 08月 24日 16:45:19

【東京 24日 AFP】日本では「最も危険な国」と敵視されがちな北朝鮮。
在日コリアン2世の梁英姫(Yang Yong-Hi)監督(40)は、その北朝鮮と日本に分断された自身の家族の姿を映像に撮ることで、
北朝鮮の人々も「同じ人間」とのメッセージを日本人に届けようと試みた。
梁監督は10年にわたり、大阪の在日朝鮮人総聯合幹部だった父親と母親、
そして現在は北朝鮮に住んでいる3人の兄の姿を撮影した。
合計120時間にも及ぶビデオ映像は、政治とは無縁の、温かみあるドキュメンタリー映画、
「Dear Pyongyang-ディア・ピョンヤン」を生み出した。



この梁英姫さんと言う人、以前ニュースステーションにたまに出てましたね。
確かにテレ朝好みですわ。「東洲斎写楽は朝鮮人?」みたいな、これまたテレ朝好みのネタだったように思う。
(記憶違いだったらゴメンチャイ)



■平壌は身近な街、「どこにでもある日常を伝えたい」
「私にとって平壌は、兄や甥、姪たちが住んでいる場所。北朝鮮の首都だとか、革命都市などと意識したことはない」と梁監督は語る。
 核開発を宣言した北朝鮮が7月5日、日本海に向けてミサイル7機を発射したことを受け、
日本政府は北朝鮮への制裁措置発動を国際社会へ働きかけるなど、反北朝鮮の姿勢を強めている。
これについて梁監督は、「北朝鮮の一般市民まで憎悪の対象とするのは受け入れがたい」と語る。
「だからこそ、私の映画を通じて、北朝鮮に暮らす人々も同じ人間だということを伝えたい。
北朝鮮の人々も恋愛をして結婚もする。離婚する人もいる。
子どもたちはかわいいし、女性たちはファッション、大学生はインターネットに興味を持っている」。
 日朝関係の緊張が高まる中での公開は、絶好のタイミングといえるかもしれない。しかし、北朝鮮に対する彼女の想いは複雑だ。




以前、『北朝鮮の風景と経済制裁について少し』と言う記事の中で「どんな政権下にあっても人々の営みの中には日常があり青春がある」と僕も書きました。
まぁ、判っていた事です。



 梁監督は、約70万人いる在日韓国・朝鮮人の1人だ。
その多くは1910年から1945年の日本の植民地時代に朝鮮半島から移住、もしくは強制労働で連行されてきた人々の子孫である。



表現としては間違いではありませんが正確には「その多くが経済上の理由で日本に移住した」ですね。
20060824221738.jpg
民団発刊の本の中のアンケート
asahisinbun.jpg
昭和34年7月13日、朝日新聞



 筋金入りの北朝鮮支持者の両親の下で育った梁監督は、朝鮮人学校で教育を受けた。
父親は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の幹部だった。
北朝鮮への帰還事業が高まった1970年、父親は3人の息子を平壌へ移住させた。
差別の著しい日本社会よりよい生活が待っていると信じてのことだった。
 しかし梁監督自身は、日本の民主主義価値観を満喫している。
日本人と同様、映画や演劇、コンサートを楽しんでいる。
ラジオやテレビの仕事を経験した後、梁監督は映画制作を学ぶため米国に渡った。
海外渡航が容易なことから、国籍を北朝鮮から韓国籍に変更している。
 梁監督は、総連幹部だった父親の過去や北朝鮮に兄が住んでいる事実を隠そうとしたことはない。
「真に自由な社会であるなら、他者との違いも受け入れられるはず。だから、家族についても公に語ってきた」と胸を張る。



総連の元幹部ですか。特権階級ですな。
ただこの父親、自分と子供を連れて帰還事業で帰っている。本当に筋金入りだ。
未練がましく日本に残ってネチネチ反日やってる連中よりよっぽど好感が持てる。



北朝鮮への偏見を生み出すメディアを批判
 監督が自身の家族のドキュメンタリー映画を撮ろうと漠然と考え、
日本に住む両親と平壌に住む兄の家族らをビデオで撮影し始めたのは1995年。
しかし、撮りためた膨大なビデオ映像が映画に仕上がるには10年の歳月を要した。
「この映画を作ることができたのは、私自身の成長とともに、家族を客観視できるようになったから」と梁監督は語る。
 1959年から1984年、朝鮮総連は北朝鮮への「帰還」を奨励し、在日朝鮮人やその家族約9万人が北朝鮮に渡った。
梁監督の3人の兄も北朝鮮に「帰還」した。
当時6歳だった彼女が兄たちに再会したのは、その11年後に朝鮮学校の修学旅行で平壌を訪問したときだった。
 撮影に際し、平壌に住む兄たちが映画の制作で不利益を被るのではと周囲は懸念したが、梁監督はこれを振り切った。
検閲の厳しい北朝鮮で「ディア・ピョンヤン」が公開される予定はない。
 兄たちを撮影するシーンは慎重に政治色を排し、梁監督の甥が素晴らしいピアノ演奏を披露するシーンなど、
日常生活が描写されている。
一方、平壌でのパーティで父親が北朝鮮最高指導者の金正日(Kim Jong-Il)主席に祝杯をあげる場面がある。
この場面には「父を理解できない。早くパーティから逃げ出したい」との梁監督の声がオーバーラップする。
「国や指導者の名前に触れず、父の姿を通じて自分の考えを表そうとした」と梁監督は説明する。

 梁監督は北朝鮮に懐疑的である一方、北朝鮮を「悪の枢軸」と決め付けたジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領の演説など、日本や欧米メディアによる偏った報道姿勢にも批判を隠さない。
「私のように金正日を嫌悪する人間がいるのも事実だが、北朝鮮への偏見と先入観をメディアが煽っている」



「ウンウン」とうなずいてしまいそうだが、マテ。
“北朝鮮に懐疑的である一方”“日本や欧米メディアによる偏った報道姿勢にも批判を隠さない”
日本や欧米には「批判」は隠さないけど、北朝鮮に対しては「批判」ではなく「懐疑的」ですか。
まぁ家族を人質に取られているようなものですから、どうこうしろとは言いませんケド。

“慎重に政治色を排し”
↑あるがままでも良いと思いますが。大変ですね。



「Dear Pyongyang-ディア・ピョンヤン」は、朝鮮半島に関するドキュメンタリー映画の特集企画、
「Think Korea」で上映される3本の映画の中の1本。
配給元であるシネカノンの広報、呉徳周さんは「北朝鮮への関心は高まっているが、人々は固定したイメージしか持っていない。
そこで、朝鮮半島に暮らす人々の多様な姿を描いたドキュメンタリー映画を3本上映することにした」と語る。

「Dear Pyongyang-ディア・ピョンヤン」は、2006年度のベルリン国際映画祭で最優秀アジア映画賞、
サンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞した。日本公開は26日。
 写真は映画ポスターの横でポーズをとる梁監督(2006年8月9日撮影)。(c)



“北朝鮮で「ディア・ピョンヤン」が公開される予定はない。”
でも“「同じ人間」とのメッセージを日本人に届けようと試みた”
ほいで“呉徳周さんは「北朝鮮への関心は高まっているが、人々は固定したイメージしか持っていない。
そこで、朝鮮半島に暮らす人々の多様な姿を描いたドキュメンタリー映画を3本上映することにした」”

いやぁ、日本は自由の国なので構いませんよ、ええ。
ただ、“理解”が必要なのはむしろ“朝鮮半島に暮らす人々”の方ではないの?
“人々は固定したイメージしか持っていない”
↑断言していいけど固定したイメージしか持ってないのも“朝鮮半島に暮らす人々(南含む)”だと思いますよ。
でも君達って“朝鮮半島に暮らす人々(南含む)”に対して日本人が“「同じ人間」とのメッセージを届けようと試みた”りはしないんだよね。
まぁいいんだけど。

で、AFP通信の23日の記事はコチラ


北朝鮮脱出者175人、韓国がタイ政府と協議を要請 - 韓国2006年 08月 23日 14:36:12
【ソウル/韓国 23日 AFP】韓国の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)外交通商相は23日、
タイで拘束された北朝鮮からの脱出者175人について、今後の措置に関する協議をタイ政府に要請した。
韓国の報道によると、多くが韓国への亡命を希望している。
タイ警察は22日夜、空き家に潜んでいた脱北者175人(女性136人、男性39人)を不法入国容疑で拘束。
現在はバンコクの入国管理局に収容されている。潘外交通商相によると、韓国政府は今後の対応を検討するため、
在タイ大使館を通じて詳細を確認中。
北朝鮮では食糧およびエネルギーの慢性的不足から、脱北者が増え続けている。
人権団体によると、第三国を経由して韓国へ亡命することを目指して、これまでに30万人がまず、隣国中国に脱出。
中には、各国の在北京大使館に駆け込む者もいるが、中国は脱北者を「不法入国者」と見なし、
本国へ強制送還することで北朝鮮政府と合意している。一方でタイは、脱北者に対して寛大な措置を取ってきた。

2005年の韓国への脱北者数は約1390人。
朝鮮戦争(1950-53年)以来の総数は8000人に達している。
写真は22日深夜、バスでバンコクの入国管理局へ送致される脱北者たち。(c)AFP




まずこの人達にこの映画を観てもらって感想を聞きたいなー。

僕がこの映画を観て「ああ、北朝鮮の人も同じ人間なんだなぁ」と感じても、
制裁はバチバチやるべきだという考えは変わりません。それは、『北朝鮮の風景と経済制裁について少し』で書いた通り。

“政治とは無縁の、温かみあるドキュメンタリー映画”
公式サイトに「在日コリアンのことを知ろうと思ったりするきっかけになれば嬉しいですね。」とある。
本音だろうとは思う。
ただ「北朝鮮を出る時にテープを全部チェックされているので、映画に出てくる北朝鮮の映像はどれも検閲済み」ともあるが、
検閲済みのドキュメンタリー映画ってのも不思議なものだ。ドキュメンタリー映画ってそういうもんだっけ?

在日の皆さん、日本を批判し、日本人にメッセージを送りたいというのは結構な事だが、本当に何かを変えたければ、
あなた達こそが「朝鮮民主主義人民共和国」を批判すべきではないか?
本当にメッセージを送らなければならない相手は、話を聞いてくれる日本ではなく、
話を聞こうとしないあなた達の祖国なのではないか?

日本人の優しさに甘えるのはもうやめた方が良い。お互いの為に。


ちなみに、シネカノンの「Think Korea」3作は、どれも香ばし・・・いや、興味深い映画ではある。
近くで上映する事があったら参考までに観てみようかと思う。
検閲通った映像なんだなーと感じながら、脱北者の映像を思い出しながら。




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  1. 2006/08/25(金) 07:50:19|
  2. 時事・雑感
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:6
<<セイウチ。ついでにお知らせ。 | ホーム | おっぱい山>>

コメント

この人らネー

普通でスね。
移民(彼らはちと違うけど)てのは、社会に溶け込もうとするもんだと思うんでスが。
彼ら基本的に違う気がするでスよ。
色んな本読んでると。
なんか日本の中に国を作りたいんじゃないの?
なんて勘ぐって考えたくなるんでスよね。
たまに。

>日本人の優しさに甘えるのはもうやめた方が良い。お互いの為に。

コウノスケさんのこのお言葉に。
500兆円。
  1. 2006/08/25(金) 14:42:52 |
  2. URL |
  3. かっぱやろう #-
  4. [ 編集]

かっぱさん、こんばんは

まぁ今回の記事はこうした映画を観る際の僕の心構えみたいなものです。

どうも朝鮮民族に共通して言える事なんですが、
彼らは自分達は常に日本人に対して教える立場、
理解させる立場にあると思い込んでいるのではないかと感じます。
「何も知らない日本人、日本人が気づかない事に気づいてるウリ民族」という思考がデフォルトで存在するのではと。

60年前に比べて日本人は大きく変わった。韓国・朝鮮人は60年前のままの思考回路。
相互理解を言うのであれば、変わるべきなのはむしろ彼らの方なのではないでしょうか。

  1. 2006/08/25(金) 21:50:49 |
  2. URL |
  3. コウノスケ #-
  4. [ 編集]

改めて書きます・・・

突っ込みどころ満載のインタビューですね。
思うままに書いているとコメントにしては長文になりすぎましたので改めて短めに(笑)。

「慎重に政治色を排し」ている時点でドキュメントと言えるのかどうかはさておき、
日本と北朝鮮の関係は政治的なものなので、それを排したものに何の意味があるのかなと思いましたね。
そりゃまぁ、政治以外の方法で拉致、ミサイル問題が解決するなら歓迎ですけどね。

この監督さんは立ち位置が凄く不安定だと感じましたね。
感覚は日本人に近い気がします、しかしバックグラウンドはあくまで半島。

あぁ、ダメだ・・・やっぱり長くなってしまいそう(笑)。
改めて自分のブログの方で書きますのでトラックバックさせてください。
  1. 2006/08/26(土) 01:04:52 |
  2. URL |
  3. 電気ブラン #mQop/nM.
  4. [ 編集]

電気ブランさん、おはようございます

 >この監督さんは立ち位置が凄く不安定だと感じましたね。
 感覚は日本人に近い気がします、しかしバックグラウンドはあくまで半島。

僕もそう感じました。恐らくは相当の葛藤を経験した人だろうと思います。
僕のような一般の日本人に比べ、彼ら在日はアイデンティティの芽生えが早いのは、
そうした葛藤を経験しているからだろうと思います。
ただ、彼らは芽生えの時期は早くても、確立には相当手間取るようです。

真面目に冷静に考えるほど、書く量は多くなりますね。
僕としては在日の葛藤のベクトルを変えるよう促す事で精一杯ですが・・・。
  1. 2006/08/26(土) 11:07:15 |
  2. URL |
  3. コウノスケ #-
  4. [ 編集]

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  1. 2008/10/28(火) 08:09:35 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

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サルモネラ菌は血清型で2000種以上に分けられますが、その内数十種類が食品毒の原因菌です http://border.crosstudio.net/
  1. 2008/10/29(水) 00:02:52 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

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  1. 2006/08/25(金) 12:53:31 |
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Author:コウノスケ
特攻隊の亡霊クニオと少女サキの
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